2006年07月23日

覚醒する音楽

 クラシックコンサート、ミュージカル、、、など文化的な活動といえばこの程度しかいっていないのですが、冬以来クラシックコンサートには行っておりませんでした。以前、メールマガジンでご案内をしましたコンサート「野口桃子&関裕子デュオ・コンサート」に本日はにいってきました。
コンサートの感想などまともにできる知識など持っていないので、感覚的、感性だけで聞いた感想をいつも書いています。

<演目>
モーツァルト : ピアノ・ソナタ変ロ長調K.333
ベートーヴェン : ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調作品12-1
シューマン : ヴァイオリン・ソナタイ短調作品105
バルトーク : 組曲作品14
ファン・ドリーム : ハンガリー風ファンタジー
バルトーク : ラプソディ第1番 
野口桃子(Vn)、関裕子(p)のソナタのプログラムです。

 野口桃子さんはオランダ在住、関裕子さんはハンガリーに留学していたことから非常にヨーロッパ的な音を出す奏者であるというところに期待をしております。
 全体の感想は「覚醒する音楽」でした。音楽、音、、、は聞く人をいろいろな状態にさせます。今回は全体を通して覚醒させられる演奏でした。デュオというのは双方とも息がぴったり合わないと、不安定な演奏になりがちですがお二人とも息のぴったり合った演奏で曲のフォルムを作り上げていました。まさしく目の覚める演奏といってよかったと思います。
 よくデザインなどしておりますと、男性的なデザイン女性的なデザインという表現をするのですが、「たおやめぶり」「ますらおぶり」という言い方を私はよくします。分かりやすくいうと「おんならしく」「おとこらしく」ということでしょう。今回の演奏はピアノが「ますらおぶり」、ヴァイオリンは「たおやめぶり」だったとも言えるでしょう。このコンビネーションがいいフォルムを作り上げていたように感じました。全体を通してパワーのあるピアノ、繊細な音を奏でるヴァイオリンというデュオならではのかけ合いが楽しめた演奏でした。

 それぞれの曲については人それぞれの批評、感想があると思います。私は今回一目をおいたのが「バルトークの組曲作品14」。 非常に良いフォルムで、尖らずギスギスせず、でもパワフルに、そして「ますらおぶり」に。男性に変身して演奏をしていたかのようでした。それと「バルトークのラプソディ第1番」も高度なテクニックを駆使しながらも繊細に奏でるヴァイオリンはヨーロッパの香りを漂わせる音に聞こえます。

 ホールは自由学園明日館という国の文化財になっているところ、、、建築の目で見ても大変興味のある建物でした。今回はあえて2階席に上がらせて頂き聴くことができました。想像以上にいい音で聞くことができたと感じています。愉しいひとときを素晴らしい演奏で作り上げてくれたお二人にあらためて感謝いたします。

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posted by sobarlang at 09:24| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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