2005年07月03日

オーボエ&ピアノデュオリサイタル

 以前、メルマガやここでご紹介をした「ピート・ヴァン・ボックスタル&大宅裕によるオーボエとピアノのデュオリサイタル」にいってきました。ピアノソナタ、デュオは今までも何回と無く聴いておりましたが、オーボエとピアノのデュオは初めてでした。会場は満席で、演奏者を両脇から挟む席も一杯になりました。

演目は下のような曲でしたが、作曲家としてよく知られているのはシューマンとブラームスだと思いますが、1900年代にブリテンやラップラといった作曲家が活躍していたのは知りませんでした。どちらかというと現代音楽のジャンルに入ることもあり、なかなか聴く機会が少ないのではと思います。

<プログラム>
■ジェラルド・フィンジ
 間奏曲 Op,21
■ベンジャミン・ブリテン
 オヴィデウスによる6つの変容 Op.49
■エドムンド・ラッブラ
 オーボエソナタ Op,100
■ローベルト・シューマン
 アダージョとアレグロ Op.70
■ヨハネス・ブラームス
 ラプソディー Op.119−4
■大宅寛
 小品集
■ベンジャミン・ブリテン
 テンポラル・ヴァリエーションズ

 なかでもエドムンド・ラップラのオーボエソナタには感動をしました。何とも美しいメロディで涙があふれ出てきました。どこか心の琴線に触れ、感動のるつぼに入ってしまうすばらしい曲でした。ラップラは1901〜1986年の間活躍されたかたで、特にオーボエソナタは才能を発揮した傑作とされているようです。

 ヨハネス・ブラームスのラプソディー Op.119−4はピアノソナタで、晩年のブラームスの作品の中でもパワフルでスケールの大きい曲です。これもなかなか良かったです。

 大宅寛先生の小品集も懐かしく聴くことが出来ました。最後は本領発揮の現代音楽で締めくくりでした。

 オーボエという楽器はあまりソロやアンサンブルで演奏されることが少ないとおもいます。(私があまり聴かないのかもしれませんが、、、)初めてじっくりと聴いてみると、独特の音が前に出すぎない奥の方からす〜〜と聞こえてくるトーンが何とも言えない、心地よい響きに聞こえて来るではありませんか。これにはびっくり致しました。また音域や音色の特性か、ヒーリングミュージックに近い音色に感じたのも今回の発見でした。
全体を通して大変変化のあるリサイタルでした。

 ピアノの大宅裕氏は私の中学校の恩師である大宅寛先生のご子息さんで、現在ベルギーでご活躍の方です。
ベルギーで今回のデュオ2人が出したCDはビュリュッセルで週間ベストCDになるなど好評のようです。私も早速ベルギーより取り寄せ、事前に聴いていきました。

7805.jpg
PATHS:HAAS-WOLPE-GAL
http://www.megadisc.be/pages/cat.php でチェックしてみてください。
posted by sobarlang at 21:37| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オーボエの伴奏を、大学時代はよくやっていました。
仰るとおり、音が独特ですよね。また、リードを自分で削って、何本も準備しなくてはいけない楽器の特性上、(一回の演奏会で、4,5本は用意しておかなくてはいけないらしい。繊細でもろく、ちょっと噛んでしまうと壊れるし、満足するものを作れるのは、なかなか大変だけど、これで良い奏者かどうか決まってくるらしいのです。)職人気質で、内向的で、しかし頑固な方が多かったような。。。
Posted by じゅこ at 2005年07月05日 00:41
じゅこ様
コメント有難うございます。そんなに繊細な楽器だったとはしりませんでした。たしかにリードの部分には神経質そうにみたりチェックしていました。なるほどなと思いました。
Posted by sobarlang at 2005年07月05日 22:57
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